2023/07/31 08:34

経験と体験

こんにちは🌞フェリッサです🌞

 

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、おこさまが色々なことへ経験すること、体験することについてのメリットをお話できたらと思います。

 

 

 

近年、健康ブームから、【運動】に対しての関心がとても高まっていますね。

 

筋トレ、ウォーキング、ジョギング、体操、ヨガ、などなど・・・。

 

特におとなの場合は、健康寿命を延ばし、生き生きと老後を過ごせるようにと、運動を頑張っている方も多くいらっしゃると思います。

 

当然ではありますが、こどもの頃は、『長生きするために運動しないと!』と思って運動することはないですよね。

 

こどもは、【自分が動きたいから】【はしゃぎたいから】【遊びたいから】など、

 

”いま、何をしたいか”

 

によって動いていることが理由のほとんどです。

 

 

からだの細胞は、20歳まで成長すると言われています。

 

もちろん、脳も同じで、こどもの頃は脳もどんどん成長していきます。

 

脳が成長する過程での大きな役割は、【コントロールすること】です。

 

幼稚園の頃、よくこけていたけど、小学生になってこけなくなる。

 

箸の使い方がだんだん上手になる。

 

泣き虫だった子が、泣かなくなる。

 

生きていくなかで、様々な経験や体験をしていくなかで、脳が周囲の環境や繰り返す作業に合わせながら、

 

自分の動きを【コントロール】していくことで、できることが増えていきます。

 

 

【環境適応】という言葉も使われることがありますが、

 

運動も、感情も、小さなときは乱暴で、おおげさで、大音量だったこどもの言動が、

 

経験と体験を積み重ねることで、周囲に合わせて動くことができるようになり、

 

おだやかに、細かい作業ができるようになり、周りに合わせた声の音量で話せるようになる。

 

その経験と体験を一番感じることができるのが、【運動】だと、個人的に思っています。

 

確かに、座学で知識を学ぶことも大切です。

 

 

上の図を見ていただくと分かるのですが、

 

【講義を聴く】だけだと、5%しか記憶に残らないことに対して、

 

【自ら体験してみる】は、実に75%が記憶に残りやすいというものです。

 

経験・体験が、おこさまの成長にとって、とても良いものと感じていただければ幸いです。

 

 

 

ご家族やお友だちと遊び、部活で汗をかき、おこさまたちが夏休みの間に経験と体験を重ね、

 

少しずつ成長していく姿が楽しみですね!

 75870.jpg

2023/07/25 11:02

褒めるコツ その3 ~触覚編~

こんにちは🌞フェリッサです🌞

 

夏休みスタートしましたね!

 

保護者の皆さまは、どこに連れて行こう?何を経験してもらおう?と色々考えておられていると思います💦

 

自分も3児の父親として、色々なイベントを探しながら、思い出に残るような体験を計画中です✨

 

 

本日は、久しぶりになりましたが、褒めるコツ その3 ~触覚編~ になります。

 

お時間がある時に読まれてください🙇

 

 

【触覚】とは、

 

自分の身体の一番外側にある「皮膚」に入ってくる感覚刺激のことです。

 

暑い(熱い)、冷たい(寒い)、痛い、くすぐったいなど、皮膚が感じる情報を脳に伝える役割を持っています。

 

以前お話した、【固有受容覚】は、

 

筋肉や関節の動きを感じて情報を脳に伝えるので、【触覚】とは受け取る器官が違うことになります。

 

 

ここで、発達特性に関わる言葉として、

 

【触覚過敏】と【触覚鈍麻】

 

が出てきます。

 

【触覚過敏】は、さきほどの暑い、痛いなどの感覚に対して強く反応してしまうこと、

 

逆に【触覚鈍麻】は、ケガをしても気づいていない、寒い真冬なのに半袖半ズボンを着たがる、

 

などが挙げられます。(あくまで一例です)

 

 

周りから見れば、

 

「そんなに大げさに痛いとか言って。」

 

「暑いのに、長袖何で着るの?熱中症になるよ!?」

 

と思ってしまうと思います。

 

でも、発達特性を持つこどもたちにとっては、

 

それは生きるための自己防衛反応である場合があります。

 

『痛いから誰かに伝えたい、大丈夫って安心させてほしい。』

 

『太陽の光が暑すぎるから、長袖を着ていた方がマシだから。』

 

このような理由を上手く説明できれば、周りも納得できるかもしれませんが、

 

先に訴えや行動が出てしまいます。

 

そこで、おこさまが大声を出していたり、熱中症や風邪を引きそうで心配な時、

 

「こうしてほしい」と思った時、

 

まずは、おこさまが落ち着いているタイミングで、

 

「どうして大きな声を出したのかな?」

 

「どうして長袖を着たいと思ったの?」

 

と尋ねることで、おこさまが理由を話してくれるかもしれません。

 

大切なのは、おこさまが落ち着いているタイミングでお話することです。

 

理由が分かると、

 

「じゃあ、痛い時は、最初にママに教えてもらってもいい?」

 

「じゃあ、黒い長袖は余計に暑くなるから、白い長袖を着てみようか?」

 

というような、対策を考えることができる場合があります。

 

 

ここまでは、触覚の発達特性によって困りごとが起こった時の対策をお伝えしました。

 

お互いに落ち着いてお話をして、おこさまができた時にはしっかりと褒めてあげることが大切です。

 

ただ、【触覚過敏】や【触覚鈍麻】の影響を少なくすることができれば、

 

おこさまも保護者さまも困りごとが減ると思います。

 

 

そこで!触覚の感覚特性を軽減させる方法として!

 

おこさまへのマッサージをご提案します✨

 

 

「マッサージ?筋肉ほぐす?」

 

と思われるかもしれませんが、整骨院やリハビリで実施するマッサージとは少し異なり、

 

おこさまの過敏になっている肌を優しくなでてあげる方法になります。

 

褒める時に撫でる方法でも良いですし、

 

一番リラックスできる時、例えば、夜眠りに就く前など、

 

そばで背中や腕、脚を優しくなでてあげると良いと思います。

 

皮膚へ、撫でるような適度な刺激を入れ続けることで、

 

過敏になっている皮膚感覚は落ち着き、

 

鈍くなっている皮膚感覚は感覚を取り戻していく効果があります。

 

親子のスキンシップにも役立つと思います。

 

お話をしながら、少しずつ試してみて下さい✨

 

 

褒めるコツから少し逸れましたが、

 

皮膚感覚特性への対応をお話させていただきました🙇

 

ギャラン反射って何? 赤ちゃんの背中の反射にメロメロにされる人々 – grape [グレイプ]

2023/07/08 08:29

新規訪問支援をご希望の方へお知らせ

こんにちわ🌞フェリッサです🌞

 

本日は、保育所等訪問支援をご希望される方へ、お知らせになります。

 

現在まで、おこさまの園や学校での困りごとに対して、具体的には、

 

行きしぶりやお友だちとのトラブル、声かけや環境配慮のご提案など、施設の先生方にご協力していただき、

 

おこさまが少しずつ園や学校生活で楽しく過ごせるよう、お手伝いをさせていただいています。

 

そのなかで、保育所等訪問支援のご利用をいただいている方が非常に多くなっております。

 

契約いただいた方のなかには、キャンセル待ちをしていただいている方もいらっしゃいます。

 

困りごとを持つお子さま・保護者さまを少しでも多く救い上げ、お手伝いさせていただきたいとは思っておりますが、

 

マンパワー不足の影響で、多くの利用者の方を同時に支援するとなると、一人一人への支援の量が薄くなってしまうことも事実です。

 

そのため、大変申し訳ございませんが、新規での訪問支援のご依頼を一時ストップさせていただきたいと思います。

 

継続的な福祉サービスではありませんので、空き枠が出次第、随時ご案内させていただきたいと思います。

 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。

2023/07/05 08:44

7月のお休み

こんにちわ🌞フェリッサです🍀

 

暑い日が続きますが、雨も憂鬱な気持ちになりますね☔

 

天気が良くないと、こどもたちもなかなか起きることが難しい場合があります。

 

そんな時は、「早く起きなさい!」と声かけするよりも、

 

「朝ご飯と着替え、どっちから始める?」

 

というような、起きること前提で選択肢を提案すると、気持ちが乗りやすいかもしれません。

 

是非お試しください🙇‍♂️

 

それでは、7月のお休みをお知らせいたします。

 

7月15日(土)

7月17日(月・祝)

7月18日(土)

7月25日(土)

 

※日曜日は定休日になっております

※お電話・LINEでのお問い合わせはいつでも可能ですが、訪問支援中や、営業時間外の場合、お返事が遅くなる場合がございます