2023/12/02 14:57
時計ってなあに?
こんにちは🍀フェリッサです🍀
天気が良い日は暖かいですが🌞、風が吹くと寒いですね💦
本日は、時計のお話です。
小学校低学年から、学校では時計の勉強が始まると思います。
「今、何時何分?」
「5時まであと何分?」
「今から45分前は、何時何分?」
成長していくにつれて、必ず必要となる時間の概念。
小学校でこどもがつまづく三大算数は、
割合・比例・速さの計算
とよく言われていますが、これはあくまで高学年の三大算数つまづきで、
低学年の三大算数つまづきは、
九九・分数、そして時計 です。
九九は、いわずもがな、7の段でつまづきますし、分数も理解するまでに時間がかかります。
ただこの2つは、反復練習で何とかなる場合が多く感じます。
時計の概念に関しては、発達の特性がある場合、原理が理解できないことが多くあるように感じています。
発達の特性を持つおこさまから見た時計は、
『とがってる棒が3本あって、1本だけ動いてる。』
『数字が書いてる。』
『丸い形。』
という印象で、私たちが当たり前に理解している
「長針・短針・秒針」
「時計回り」
「時間は12まで、時と分で数値が違う」
といった考え方にたどり着かない場合が多い状況です。
そのため、
「秒針が1周したら1分、短針が1周したら1時間」
「5に長針が来たら5時、短針が来たら25分」
という説明では、ちんぷんかんぷんなんです💦
デジタル時計は、読むことはできるかもしれませんが、それが約束の時間よりも何分過ぎているのか、
あと何分で準備をしなければいけないのかなど、
時間の感覚を体感していないと分からないと思います。
そのため、まずはお子さまと一緒にアナログ時計を見ながら、
「一緒に時計の一番細い棒がどのくらい進むか、数えてみよう!」
「1,2,3・・・10!これが10秒」
「58,59,60!これが1分」
というように、数えるまでにどのくらい時間がかかるのか、一緒に体験してもらうようにします。
そしてその後、
「今、●●ちゃんがしている遊び、ママは5分くらいすれば終われると思うから、タイマーセットするね!」
のように、予測を立てておこさまへ時間の感覚を体験してもらいます。
それがうまくいくと、いつもおこさまへ言っている、
「あと5分で準備して出かけるよ!」
が通じるようになると思います。笑
「あと5分!」
と言われても、おこさまからしてみれば、
『5分ってどのくらいよ』
って思っちゃってると思います💦
そのような体験ができていると、意外と時計のつまづきも減るかもしれません。
ママさん・パパさんの貴重な時間を割くことになるかもしれませんが、
おこさまと一緒に時計を見つめながら、一緒に数字を数えて、
その時だけしか経験できない時間を感じていただけたらと思います🙇