2022/09/03 17:10
「発達障がい」のこどもって、どのくらいいるの?
こんにちわ🌞フェリッサです🌞
今日は、基本に戻って、発達障がいの現状を少しだけお話しします。
ここ最近になって、テレビやインターネットで「発達障害」ということばをよく耳にするようになりました。
そのことばは、古くは1960年代、アメリカで精神医学用語として使われており、日本に入ってきました。
2005年、日本の法律として制定された、発達障害者支援法には、発達障がいの定義をこのように記しています。
「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」
発達障がいと呼ばれる特性が盛り込まれている印象ですね。
発達障がいの診断には、
DSM-5(アメリカ精神医学会:『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)
もしくは、
ICD-10(WHO:疾病及び関連保健問題の国際統計分類)
が使われることがあります。
主に医師からの問診を行い、診断基準に該当するかどうかでの診断となります。
では、今現在、世の中には発達障がいのこどもが、どの程度存在するのでしょうか?
これは、平成24年に文部科学省が調査を行い、厚生労働省がホームページにてアップしている資料です。
【通常の学級に在籍する、発達障がいの可能性のある、特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査】
として、小中学校の先生に、学習面・行動面で指導が困難と感じている生徒が、どのくらいいるのかをアンケート調査したものになります。
この結果で、小学校では、7.7%の生徒に、学習面や行動面で、指導が難しいと答えています。
これは、発達障がいの可能性があるこどもが、30人の生徒がいる通常クラスのなかに、2人から3人はいる可能性がある、というアンケート結果となりました。
自分が子どもの頃の昭和の時代には、発達障がいという言葉はありませんでした。
「わんぱくだな」
「落ち着きのない子ね」
「いつも問題行動起こす悪ガキや」
というような、学校で手のかかる子、周りから引かれている子がいたかどうかを考えると、おぼろげですが、いた様な気がします。
だからと言って、その子に対して特別な支援があるわけでもなく、学校ではみんなと同じように指導されていました。
当時、発達障がいと思われるこどもたちにとっては、とてもつらく、厳しい環境だったかもしれません。
昨今、発達障がいが認知されて、「学習や行動に支援が必要」という認識が広まったことは、発達に特性を持つこどもたちの将来のためには、とっても大事なことだと、個人的に感じています。
これで、発達障がいを持つこどもたちが30人のうち、2~3人はいることが分かりました。
あとは、そのこどもたちにどうやって支援を届けるのか。
お母さまたちも、学校の先生方も、こどもたちのため試行錯誤しながら、どうやって支援していけばよいかを色々考えてきていると思います。
保育所等訪問支援は、そのような発達障がいで集団生活に困りごとのあるこどもを、集団生活のなかに一緒に入って支援する福祉サービスです。
こどもへの直接的な支援から、保護者の方や先生方への支援のアドバイスのような間接的な支援まで、
フェリッサは発達障がいの知識と療育の技術を駆使して、こどもへ支援が可能です。
本日は、世の中に発達障がいのこどもたちがどのくらいいるのか、についてお話しさせていただきました。
最後、宣伝になってしまい申し訳ございません💦
無料相談は、いつでも実施しております📞
(080-3991-3811 ※電話に出ない場合は、折り返しご連絡させていただきます)